待ち行列を少なくするというポイントでは、給油能力というボトルネックにいかに合わせるかという点が重要です。
しかし実際には、ガソリンスタンド側では、行列に並ぶ台数を少なくするという観点から解決策をとろうとしている例があります。
それは、ガソリンを給油しに来る絶対数を少なくしようとするもので、「満タン給油」です。
これによって、ガソリンスタンドに並ぶ車列は、徐々に少なくなり、供給が追いつけば車列はなくなるというロジックです。
ロジックは間違いではないと思います。
ただし、どんなマイナスの副作用が発生するのかを良く考えて欲しいと思います。
そのマイナスの副作用が許容できるレベルなのかどうか?
また、待ち行列によるさまざまな問題症状(渋滞の原因、暴力行為、周辺へのゴミ散乱などなど)を解決出来るのかどうか?
ガソリンを満タンにできれば、2度並びをしないという点では、整理券方式でも良い事例を見ています。
それは、1枚の整理券で給油できる量を、30リットルまでとしているケースです。
満タンを約束すると、整理券発行枚数が計算できないために、大抵の車は、ほぼ満タンに近い状態にまで入れられ、かつ、2度並びまではしないであろう数量として30リットルはなかなか良い数字です。
10リットルや2000円分(13リットル程度)では、心もとなくて、もう一度並ぶケースがあります。
たくさん必要としている人には複数枚の整理券を渡すこともいいでしょう。
いずれにしろ、自分たちの供給方法のまずさが、渋滞を生み出すことによって、ガソリンを必要とする人だけでなく、復旧を目指す人達の時間までも奪っていることをガソリンスタンドチェーンには認識し、改善していただきたいと強く願う次第です。
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